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シモン、慢性腎不全と診断される
2015年05月13日 (水) | 編集 |
リンクからご想像がつくようによくいろいろな犬や猫のブログにお邪魔する。

日々のことを面白く、きれいな写真とともに綴られ、日本の季節の移り変わりを知らされたり、他の方がどのようにワンちゃん、ネコさんのお世話をされているか、保護活動をされている方などいろいろ勉強にもなる。

だが今回は正直あるブログの記事にうちの長男猫シモンの命を救ってもらった。

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「命を救われた」と言うのは早いかもしれないが、少なくとも病気の早期発見(それでもかなり悪い状況ではあるが)ができて、延命のための治療や食餌療法を本当に悪くなる前に始めることができる。

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左はミーシャ、右はシモン

今から2~3週間前、膝の上でごろごろしているシモンの口が何だか臭い。

うちには難治性口内炎のフィオナがいるので、シモンもかと、薬用マウスウォッシュで口のお掃除をしたりしていたのだが、なんだか臭いがフィオナのものとは違う。

そんなある日、 『猫のサイン~メタボ猫日記 』さんを読んでいると、口臭が腎不全の症状の可能性があることを知った。

最近ちょっと頭と首、腰周りが細くなったかな?と思う以外、具合が悪そうにしているわけではないし、相変わらず甘えん坊だし、他の猫の餌を横取りするほど食欲もあるのだが、なんだか嫌な予感がして先週の土曜日にシモンを獣医さんに連れて行った。

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いつから3匹の子持ちになったっけ?

血液検査をしてみると、白血球の数値が高い意外は肝臓も腎臓の数値も正常内だ。

取り越し苦労かとホッとしていると、獣医のR先生が血液検査で腎臓の悪い数値が出る時は既に腎臓の75%の機能が失われているので、念のため尿検査をしようということになった。

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こんなキットをくれた

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組み立てるとこんな感じ

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スコップに穴が開いているので直接試験管におしっこが入る

日曜のお昼ごろシモンが猫砂に向かうのを目撃したのだが、月曜にサンプルを持っていくのには早すぎるだろうとスルーし、夕食後からストーカーのようにシモンの後をついて回ったのだが、背後に怪しい影を感じるのかなかなかトイレに行かない。

夜1時にはさすがに断念。サンプルは月曜中に何とかゲットして、火曜日に持っていこうということになった。

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いつもなら朝、順番待ちをしながらトイレに行くのにこの日はそれもなし

月曜朝、保護センターからまた乳飲み子猫が来たので迎えに来られるかと電話があったのだが、シモンのオシッコ待ちで今は行けないので(仔猫も大事だがうちの子も大事…)、旦那が夜8時前までに迎えに行くと伝え電話を切った直後、シモンが猫砂へ向かっているではないかっ!!!ちょっと待てぇぇぇ~!

組み立ててあったスコップ(?)をささっとお尻の下へもぐりこませると、なんとも簡単にサンプルゲット!!!
急いで保護センターの獣医さんのもとへ急ぐ。

血液検査はそれほど悪くなかったし、見た目に具合が悪そうではないので、それほど結果は心配していなかったのだが、検査結果をみると=( ̄□ ̄;)⇒ガーン!!!ほとんどの数値は最悪のレッドゾーンに入っているものが多い。

J先生は腎臓の60%くらいの機能が失われているだろうと言う。

ショックだ…。・゚゚ '゜(*/□\*) '゜゚゚・。
シモンは私の最初の猫だ。マドリッドで一人暮らしをしている時から一緒なので、もう9歳か・・・。どの猫が特別かなんて言えないが、慢性の病気持ちのフィオナ、ショコラ、ニャニャを除くと、内緒だけれどシモンはちょっとだけ特別だ。
仕事に行っていた間は1匹で私の帰りを待ち、私が帰宅するとかくれんぼをして遊んだものだ。
シモンを見つけられないふりをすると、少しだけ「ニャッ!」と鳴いて早く見つけられるようにヒントを出す。

ある朝、ベランダから落ちて隣の誰も住んでいない平屋の家の屋根に3mほど落ちたこともある。
消防署や警察に助けてもらえるか電話したが、「今行きます」と言ったっきり誰も来てくれなかった。
この家は四方をマンションに囲まれているため屋根に登るのにも一苦労しながらなんとか助け出した。
協力してくれたのは遅刻の理由を何とか上司に取り繕ってくれた4人のスペイン人の同僚たちと、屋根に登るために長いはしごを見つけてきてくれたお隣のバルのご主人だった。

シモンがいなくなってしまうのは悲しいと言う言葉だけでは言い表せない。
シモンがいなくなってしまったら寂しいのは私たちだけではない。
仔猫のときからシモンと一緒のカネラだ。

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カネラは私たち以外にはシモンにしか心を開いていない。

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シモンは私の膝の上で丸くなって寝ていても、カネラが遠くからまるで「シモ~ン!シモ~ン!」と呼ぶようにつぶれた声でニャオ~ン!ニャオ~ン!と鳴くと、のっそり立ち上がり「フ、フ~ン」と鼻を鳴らしながらカネラの元へ走っていく。

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まるで尻に敷かれた旦那さんのようだ(ペットは飼い主に似るとはいうけれど…)

どの猫とも出来れば病気ではなく「もうお爺ちゃん(お婆ちゃん)だから仕方ないね。楽しい猫生だった?」と言えるくらい長生きしてお別れしたい。

せめて最後まで自分が病気だったと気がつかず、苦しまないように何とかコントロールしようと思う。

どちらにしても、なんともグッドタイミングでこの記事を書いてくださった『猫のサイン~メタボ猫日記 』さんには感謝、感謝である。

最後になってしまったけれど、新入り研修生もやってきましたよ。

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三毛猫のその名も「マドンナ」!!!

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三銃士たちの柵に入れると、まるで生まれたときから一緒のように馴染んでいる。

特にポルトスはいつもマドンナの横にいてまるで騎士のようだ。

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この子もミルクを飲まないので胃までカテーテルでミルクを入れている。
とりあえずここまでは三銃士もマドンナもこれで命がつなげているので、本当にやり方を習っておいてよかった。


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スーパー・ニャニーはダイ・ハード
2014年11月05日 (水) | 編集 |
9月中旬から下痢に悩み、ちょうど生後6ヶ月を迎えた10月3日から40℃以上の
熱が出て元気のなかったニャニャ(Ñaña)。

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獣医さんの診察を受けるとリンパと腎臓がが腫れていてリンパ腫が疑われた。

下痢対策の炭入りクリームと3日間のステロイドを投与で下痢は収まり、リンパの腫れも
引いて「よかった、よかった」と一時は安心したのだが、熱が下がらない。

解熱剤で一時的には下がっても翌日になるとまた熱が上がりぐったり寝ている。

獣医さんで血液検査をすると貧血、血液を遠心分離機にかけると血清がかなり黄色い。
これは赤血球が壊れて血清に色が出ているのだそうだ。おそらく肝臓が悪いのでは
ないかと言う。
蛋白も高く、炎症があるのを意味するらしい。

そこで再び疑われたのは憎きFIP(猫伝染性腹膜炎)だ。治る可能性が低く、
私たちの経験では仔猫の余命は数週間~1ヶ月ちょっとということが多い。

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FIP疑惑宣告された日はちょうど私の誕生日・・・悲しい気分の中、保護センターの獣医さん、スタッフさんとケーキを食べた。

ノラ、陸(りく)、豹、里子に行った大和、空(くう)…、何度この病気を経験しただろう…。
症状に対応する薬や輸液、強制給餌などはしたが、日に日に弱っていくのを
ただ見ているというなんとも悲しく悔しい病気だ。

「FIPの可能性大」と宣告された日、家に帰ると珍しくニャニャがベランダで
日向ぼっこをしている。

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「いつまでこんな風にしていられるんだろう…」と写真を撮ったが、最後に
なってしまうような気がして撮るのをやめた。

その日の夕方、猫たちの夕食を用意している時にふっとニャニャの顔を見ると…

きゃぁぁぁぁぁ~!ど、どうしたのその目!!!!  \ (゚ロ゚;) / 

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左の黒目がない~っ!!!

慌てて救急で獣医のJ先生に電話をすると「目の溢血でそれもFIPの症状の
ひとつ」と言う。また可能性が高くなった…。
幸いそれに対応する目薬があったので応急手当は出来たが、昼間に撮った写真が
ニャニャの普通の顔の最後の写真になるのかと悲しくなったし、翌朝には食欲が
なくなったので思っていたよりFIPの進行が早いのでは焦った。

インターネットで調べると治療方法はインターフェロン、ステロイドを併用する
のだそうだが、獣医さんに相談するとインターフェロンはべらぼうに高い上、
治る可能性も低い…というか、治ったことがないと言われていた。

ニャニャのこんな状態を見て、何とかしなくてはとダメもとで再びスペインの
Googleで藁にもすがる気持ちで検索してみると、ある掲示板でDacortínという
ステロイドでFIPが治ったという書き込みがあった。
それに対する返事で「そんな簡単治るわけがない!!!」などのかなりきついバッシングを
受けていたのだが、何もしなければどちらにしても死に至る病気である。
しかもDacortínは以前フィオナの口内炎治療で使ったものがある(残念ながらフィオナには効かず)。

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翌日には目は曇っているもののよくなってきた

僭越だとは思ったが、翌日、保護センターのJ先生に朝一でインターフェロン(500ユーロちょっと
と、思っていたより高くなかったので)かステロイドを試したいと相談すると、Dacorínの用量を
計算してくれ、Dacortínだけだと抵抗力が下がるのでMotilium(使用上の注意を読むと
本来は胃腸薬)というシロップも飲んだほうがいいと教えてくれた(どちらも人間用の薬で
数ユーロで売っている)。

早速試すと、1時間ほどで元気が出てきて、走り回っている w(゚o゚*)wオオー!

翌朝も薬を飲ませるまでは元気がなかったが、投薬後はまた走り回っている。

そして3日目くらいからは全く普通に過ごしている。食欲も出てきて他の猫の
3倍くらいは軽く食べるどころか、さらにおねだりをしてくる。楽観視するのは禁物と
わかっていても希望を持たずにはいられない。

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ご機嫌でキッチンの床でゴロゴロ

ニャニャは生後3日でやってきて兄弟の中でも一番小さく最初「この子はダメかも」
と思った。
・・・が、2ヶ月半まで元気にたくましく育った。

生後2ヵ月半で5兄弟そろって病気になり、2匹が亡くなり、ニャニャも骨と皮だけ
のようになり、実は保護センターの獣医さんにも「安楽死させたほうがこの子の
ためかも」と言われた(外部の獣医さんには対応もしてもらえなかった)。

が、そんな状態でも私が部屋に入るとベッドから這い出し駆け寄ってくるニャニャ。
もしかしたら大丈夫かもと保護センターの獣医さんにも1週間待ってくれと頼み…そしてニャニャは復活。

映画『ダイ・ハード』は死にそうな状況でもなかなか死なない、「不死身」とか
「しぶとい」という意味なのだそうだ。ニャニャはダイ・ハード1、ダイ・ハード2を経験し、
今度のダイ・ハード3がどうなるかという状況だ。

数週間の命で突然死んでしまう仔猫たちが多い中、ニャニャはスペインで
よく言われるように「7の命を持つ猫」のようだ。

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目はだいぶよくなった

ニャニャは「Super Ñany:スーパー・ニャニー(カリスマ・ベビーシッターの
リアリティ番組『Super Nanny:スーパー・ナニー』にひっかけて)」だ。

FIPは多くの猫がもっているコロナウィルスが変異したものなので、「FIPだ」と
言い切るのが難しい病気だ。
ニャニャもFIPと断定されたわけではないが、何度も経験した感じではおそらく
FIPのドライタイプではないかと思われる。

保護センターの獣医さんたちは彼らの経験の中ではFIPが治ったことはないので、
ニャニャの結果にはとても興味があるという。

実験をしているようで申し訳ないが、少なくとも今ニャニャは元気に過ごしていられるし、
これで治れば万々歳だ。もしこの薬でニャニャが良くなれば、FIPもしくはニャニャと同じ症状の
猫たちにも希望が出てくるのではないかと思う。

もしこの良い状態が12月まで続けば再検査をすることになった。今からとても楽しみにしている。

フィオナ、ニャニャ、エクスカリブル
2014年10月10日 (金) | 編集 |
前回お話したフィオナの口内炎は今日の診察で全身麻酔をかけ(何しろ
凶暴なもんで…、麻酔がかかっていても悪魔が乗り移ったかのような威嚇をする)
口の中を検査。

結果、牙の抜歯はせず48時間おきの抗生物質の注射、その後別の薬を試してみることになった。

ニャニャも下痢以外は異常がないので新しい下痢対策の薬で様子見だ(なんと炭入りの薬なので真っ黒!)。

うちの子たちも大事なのだが、この2日間ほど1匹の犬にスペイン中の注目が集まった。
前回コメントした、エボラ出血熱に感染した女性の飼い犬エクスカリブルをマドリッドの
保健局が殺処分すると発表した件だ。

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La Vanguardiaより

女性の自宅前には多くの人、動物愛護団体で埋め尽くされ、署名も40万近く集まり、
午前中に犬を引き取りに来たのに午後4時になっても犬がベランダにいるので、
「もしかしたら大丈夫かも…」と淡い期待があったのだが、午後5時過ぎに残念ながら
安楽死させられてしまった。

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Change.orgより

号泣するのみだ。

危険があるのはよくわかるのだが、安楽死させるための注射が出来るのなら、検査を
するための採血も出来るのではないかと思うし、検疫所は何のためにあるのだ?と思う。

犬とは別件だが、その後、保健局の顧問が、こともあろうか感染した女性は初期症状で
嘘をついていたと責任転嫁をする発言をした。マニュアルによると毎日2回検温し38.6℃に
なったらエボラの可能性があるらしいだが、この女性は37℃ちょっとの熱が続いたので
4回も連絡したのだが、38.6℃に達しないので受け流されたということだ。

感染経路も彼女自身テレビの電話でのインタビューで「わからない」と言っていたのだが、
担当医師が防護服を脱ぐときに顔を触ったかもしれないと発表。防護服の着脱は
2人1組でやりその上その前でスーパーバイザーが監督するというのだが、誰も顔を
触ったのに気がつかなかったと言うのでこの経路も可能性はあるがグレーである。

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犬を引き取りに来たかマンションの消毒に来た人たち。
犬が危険だと言うわりには防護服を着ていない人がいると言うのは?


たいしたマニュアルもトレーニングもなく現場に入り、感染し、旦那さんも別室に隔離、
飼い犬は殺された上、当局、上層部の不手際の尻拭いではかわいそうと言う言葉では
表しきれない。他人事ながら悔しくてならない。

昨日はテレビのインタビューに答えていた彼女だが、明け方に携帯に保健局の顧問へ
の抗議を録音したあと容態が悪化してしまった。ちなみに現在の体温は36.3℃だそうだ。
いったいこのマニュアルって…?

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La Vanguardiaより

なんとしても彼女には回復してほしいし、顧問に彼女の前で謝罪をしてもらいたい。

Ñaña (ニャニャ)は隠し子
2014年10月08日 (水) | 編集 |
いつも政治家、実業家、銀行家、などの汚職で持ちきりのスペインのニュースだが、
今週の話題はスペインでエボラ出血熱に感染した看護婦さんだ。

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映画「アウトブレイク」を思い出す。

この看護婦さんはアフリカでエボラに感染した2人のスペイン人伝道師がスペインに移送され
入院した際に世話をしていた。

「あらぁ~」とは思うと同時に「やっぱりね」とも思う。というのはこの伝道師たちの
お世話をした看護師さんたちは普通に家に帰り、患者さんがなくなった翌日から
休暇をとり(旅行もしたという話)普通に生活をしていたという。

素人考えなのかもしれないが、エボラの患者さんと接触した関係者は完全に危険が
なくなるであろう時期まで、隔離して観察したほうがいいのではと思うのが普通ではないだろうか?

この看護婦さんが入院したのは症状が現れてから6日もたってからだ。
それまでにどれだけの人に接触したのだろう?

最初の伝道師がスペインに移送された際、厚生大臣(女性なのだが賄賂でディズニー
ランド・パリに行ったり子供の誕生会を開いちゃったりする)はおそらく夏休み中か何かで
患者さんが亡くなるまで姿を現さず、現れたときもマニュアルどおり厳しく管理していると
何度もいっていたが、そのようなマニュアルはないらしい。

最初はコメントするのを禁じられていた看護スタッフも特にこういうケースに対応する
トレーニングは一切受けておらず、恐ろしいことに「アドリブで対応していた」と言う。
このような不手際がボロボロと出てくる。

現在、この看護婦さんとその旦那さん、別の看護婦さんが感染の疑い、アフリカから
帰国した男性の4人が隔離されているらしいが、こんなにお粗末な対応の病院、政府
では患者さんが増えても不思議はない。事実,現在52人を観察中だそうだ。

《追記です》
今、看護婦さんの旦那さんがSkypeでコメントしていたのですが、マドリッド州政府
がこのご夫婦が飼っている犬を殺処分すると言っているので心配だということです。
当局の不手際でこんなことになったのに、その上飼い犬を処分されるなんて不公平だし、
なにより犬には何の罪もありません。
Change.orgを通して殺処分の代わりに隔離・検疫するよう呼びかけています
スペイン語なのですが、もし署名していただければうれしいです。

(もしスペイン語で出た場合、Nombreは名前、Apellidoは苗字、Código Postalは郵便番号です)

さてさて我が家の健康管理。前々回の記事、病気の百貨店フィオナは、口内炎治療の
ために使用していたステロイドとホルモン剤投与を止めたため、この薬の副作用で
出ていた脂漏症と糖尿病の症状が消えた。

20141007-2.jpg

が、やはり肝心の口内炎は悪化。以前全臼歯と前歯を抜歯したが、残った牙の周辺の
歯茎と唇が腫れて出血するのでもしかすると牙も抜歯することになるかもしれない。

もう1匹、心配なのはニャニャ。この2週間下痢が続き薬も効かない。先週、獣医さんに
行き触診するとお腹の中のリンパと腎臓の1つが腫れているという。リンパ腫の疑いがあるという。

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いつも仔猫の具合が悪くなるとFIP(猫伝染性腹膜炎)を心配したが、私たちには新しい病気だ。
いつものようにインターネットさまにお伺いをたてると、これまた怖い病気だ。
なんでうちは猫の病気オンパレードなのだ?!?!?! 

ニャニャにもこの3日間、これまたステロイド1滴とお腹の薬をあげていたが下痢は治らない。
だが今日、獣医さんに行くとリンパの腫れも腎臓の腫れもかなりひいているというので、
あと2日お腹の薬だけ続けて週末にレントゲンをとって見ることになった。とにかく重い
病気でないことを願う。

さてこのニャニャ。何度もしつこく書いたので、覚えていらっしゃる方も多いと思うが、
春先に上の階に住む女性を通し、いつもの保護センターではなく、保護センターを
非難している愛護協会Mから預かった(預かったときはどこの団体か知らなかった)仔猫5兄弟の1匹だ。

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他の4兄弟にはすぐに名前がついたのだが、この子には名前が思い浮かばない。
一番小さい子だったのでスペイン語で「小人」を意味するEnana(エナナ:男の子だとEnano)と
呼んでいたのがだんだんなまってニャニャとなった。

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正直この子はすぐに死んでしまうのではと思うくらい小さく、隣人にもそう伝えたが、それとは
うらはらにぐんぐん育った。

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が、「そろそろ里親さん探し…」と思い始めた矢先、兄弟のうち2匹が病気になった。
「兄弟離れ離れになるより一緒に入院したほうがいい」という愛護協会Mの提携する
獣医さんに勧められ5匹一緒に入院させたが数日の間に元気だったはずの2匹が
亡くなった。

そして「元気になったから退院」と電話がありお迎えに行くと最初に病気になった2匹は
だいぶ回復していたもののニャニャは下痢が続いており、何よりも骨と皮になって帰ってきた。

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その後その獣医さんにどうしたらいいか聞くため電話をしてもメッセージを送っても完全無視されてしまった。

いつもの保護センターは愛護協会Mにいい感情を持っていないのでとても辛かったが、
ニャニャの命には代えられない。保護センターの獣医さんにみせると「うわぁ、ここまでひどい
状態じゃ安楽死させたほうがこの子のためかも」といわれたが、そこをなんとかとお願いして
投薬すると、ガリガリなものの2週間ほどで元気になった。

でも、愛護協会Mには「ニャニャは死にました」と伝えた。

ニャニャが瀕死の時、そこの獣医さんは無視、愛護協会Mのスタッフに連絡しても「まぁ、
かわいそうに」としか言わなかった。
もうニャニャをその獣医さんには診せたくないし、愛護協会Mにも得意げな顔で「私たちが
世話しました」とばかりに里親さんに渡して欲しくない。

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もちろん私のしたことはある意味泥棒なので大きな声では言えることではないが、後悔は
していない。(バスク在住の方、もし団体や誰かわかっても内緒にしてくださいm(_ _;)m 
ヨロシクオネガイシマス)

その後、保護センターから里子にだすはずだったのだが、獣医のJ先生が「科学的根拠も
統計もないんだけど、経験上長毛の仔猫はFIPになりやすいんだよね…。生後数ヶ月経って、
『あ、大丈夫そう…』って思っていると病気になる」と言うのでうちの子にすることになった。

上の階に住む女性に見つからないか心配なのでベランダに出ないよう隠している。


スペインでは「猫は7つの命をもつ」といわれる。危険な目に遭っても命拾いをする
という意味らしい。

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ニャニャはもう2回くらい使っちゃった。まだ正式な診断は出ていないが、3度目がないことを祈る。

フィオナ病気百貨店
2014年09月24日 (水) | 編集 |

冷夏が過ぎ、9月に入り湿気の多い残暑を3週間過ごしていたのだが、秋分の日を
迎えた途端フリースの上着を羽織るほど寒くなってしまった。温暖化といわれつつも
暦や自然の正確さには驚かされる。

ミルーとピクシーも暑い中の散歩よりも少し涼しいほうが生き生きしている。
もっとも、彼らも自然を楽しみ・・・りんごやクルミを食べられるのが散歩の目的と
なっているのかもしれない。

  20140924-2.jpg   20140924-1.jpg  

  20140924-3.jpg

一時預かりも新入り仔猫、マルちゃんがやってきた。これまた2日ほど元気にミルクを
飲んでいたのだが、この数日ミルクもピューレ状にしたパテも嫌がる。幸い、元気で丸々
しているのだが、なんとか乗り切れるよう試行錯誤中。

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さて、この冷夏を丸刈りで乗り切った猫がいる。

20140924-5.jpg アタイは誰でしょう?

長い間、口内炎に悩まされ犬歯以外全抜歯したフィオナだ。

20140924-6.jpg ども、フィオナです!

何で口内炎で丸刈りなのかと不思議に思われる方も多いと思う。

20140924-7.jpg

実は抜歯をすればかなりの確率で治るはずの口内炎は治らなかったのだ (x_x;)

20140924-8.jpg セーター、似合わん・・・

20140924-9.jpg シッポはライオンカット

仕方なくステロイドなどの数種類の薬で口内炎をコントロールしていたのだが、
今年夏前くらいから毛が抜け、彼女自身も毛を口でむしり取るようになった。
菌によるものだろうとローションを塗ることになったのだが、範囲が大きいので
思い切って頭を残し丸刈りにした。

20140924-10.jpg

が、1ヶ月たっても良くならない上、毛も生えてこない。生えてきても所々で
まるでナスカの地上絵のようになってしまった…。しかも、身体を撫でると手に黒い脂が
ぺっとりとくっつく。

これは仔猫の菌とは何かちがうと獣医さんと調べてみるとどうやら脂漏症という病気の
症状とかなり一致する。

原因も真菌はもちろん、内臓障害、ホルモン異常、いろいろだ。そしてその中には
ステイロド投与もある。

おそらく口内炎治療のためのステロイドや他の薬の影響だろうということになったのだが、
獣医さん何を思ったのか、糖尿病の疑いもあるから尿検査もしてみてと試験紙をくれた。

猫の尿検査?! いったいどうやるの? いったん猫砂にした尿は使えないという。

またしてもインターネットさまに頼るしかない。お玉や蓮華にラップをしてトイレに行った
ところすかさずお尻の下でキャッチというものやスポンジでゲットとある。
日本人のアイデアはほんとうに素晴らしいと感動する。

とりあえず手ごろなもので、キッチンペーパーを折りフィオナのお尻の下へ差し込むと、
おぉぉぉ~!見事にサンプルゲット!!!

だが喜んでいる場合ではない、大事なのは尿に糖が出ているかどうかだ。

恐る恐る試験紙を浸すと…うぅぅぅ~シクシク…。

20140924-11.jpg

グルコースの色が緑に変化。糖が出ていることを意味する。

獣医さんに電話をすると「落ち着け!ステロイドの薬をやめて一週間後にもう一回試おしてみろ」という。

ステロイドを抜き、薬を非ステロイド系消炎剤に変え、再度挑戦。
すると前回緑だったものが、濃い黄色くらいまでになった。

20140924-12.jpg

念のため尿のサンプルをもって獣医さんで試すと、糖は少し出ているものの減っているので、
糖尿病の可能性は下がった(また再度検査予定)。

そして身体に塗っていた薬も効かないため、これまたインターネットさまにお伺いをたて、
駄目もとで緑茶でマッサージ(なんだかローストチキンにレモンやオリーブオイルを塗りこむ気分)。
すると1日で黒い脂のようなものがなくなりベトベトしていた毛もサラサラになり、
なかなか生えてこなかったけも伸びてきた。

一時は刈っていなかった頭までハゲになってきていたのだが、生えてきた。

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口内炎の薬のせいでまるでもつれた糸のように糖尿病、脂漏症という副作用が
出てしまった。

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口内炎に効いているからと、身体に良くないとわかっていながらも、ついつい使い続けて
しまったステロイド。いろいろな薬を試してまるで動物実験のようでかわいそうでならない。
フィオナには本当に申し訳ないことをしてしまった…(>_<;)

20140924-15.jpg
怒りんぼでも何でもいいので、以前の元気なフィオナに戻って欲しい

今心配なのはステロイドなしで口内炎をどこまでコントロールできるかだ。フィオナのいばらの道はまだ続く…。


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