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猫の恩返し
2014年05月20日 (火) | 編集 |
今年の2月頃だろうか、いつの間にか白黒の野良猫(メス)がうちのテラスにやってくるようになった。

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副支局長(旦那)作、キャットタワー。シモン、カネラ、ショコラ、ミーシャだけのときはテラスに出ていたのだが、一度ショコラが深夜帰りをしたため外出禁止となった

最初は私たちをみるとそそくさと塀の外に逃げていたのだが、ドライフードを置くとだんだん慣れてきて、
オリーブの鉢で爆睡、テラスに出ても「あぁ、あんた…」と少し頭を上げてもまた眠り続けるようになった。
いつもオリーブの鉢で寝ているので、名前はオリビアにした(日本ではポパイの彼女はオリーブだが
スペインではオリビア)

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雨が入らないところに大きなバケツを横にして中に麻袋を敷いたところ、夜はその中で寝るようになった。
毎朝テラスに出る部屋のシャッター(雨戸)を上げるとオリビアが「にゃぁ~」と駆け寄り、餌をねだる
ようになり、足元をぐるぐる回り甘えるのだが、頭や背中をなでると、「触らないでよ!」とばかりに離れる。

時々、テラスのドアから部屋の中を覗き込んでいるので、何度か「うちの子にならない?」と自衛隊の
街頭勧誘のように誘ってみたが「にゃ~」と一鳴きして塀の外へ行ってしまう。
どうやら自由を愛する女のようだ。

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3月になり、オリビアを避妊手術に連れて行くことにした。

保護センターのOKをとり、念のため罠を借りてきた。

手術前日は夜10時以降、餌も水も抜きなので、夕方暗くなってから麻袋で覆った罠の中にウェットフードを
置くと30分ほどでオリビアが捕まった。
だいぶ私たちにも慣れてきていたので、部屋の中では一晩自由にしておこうかと思ったのだが、罠から
出した途端大パニック。
部屋の中を駆け回り、副支局長(旦那)を引っ掻き、ソファの後ろに隠れてしまった。
罠を借りておいてよかった…。もしテラスで手で捕まえようとしていたら、間違いなく逃げてしまっただろう。

かわいそうだけれど、その夜はキャリーバッグの中で過ごしてもらい、翌朝、手術。家の猫たちなら即日帰宅
なのだが、目が覚めたときにまたパニックになるだろうとのことで保護センターで一晩入院させてくれた。

獣医のR先生曰く、既に妊娠していたらしい。ゴメンね仔猫たち。

帰宅後、テラスでキャリーバッグを開けると「て~へんな目に遭ったぜ」とばかりに猛ダッシュで去っていった。

「誘拐されたり、お腹切られたり、トラウマになっているだろうから(彼女にしてみれば、火星人に誘拐されて
チップを埋められ地球に戻されたようなものだろう)、もう来ないだろうね~」と副支局長と見送ったのだが、
やっぱり餌が魅力なのかいまだに通い続けてくる。

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見て!見て!アタイのお腹の傷(手術翌日)

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ある朝シャッターを開けるとテラスの真ん中になにやら黒いものが…。落ち葉にしちゃ変だぞ…
と近づいてみると…
ひぃぃぃ~!ねずみぃぃぃぃ~!!!!!  \ (゚ロ゚;)/ ヒィィィ~!



この日から毎日ねずみやモグラ、トカゲなどを持ってくる(時々トカゲの尻尾だけ)。

一度、2、3日何も持ってこないので「オリビアさんタダ食いですか?」と言うと
(もちろん本気ではありません)翌日3匹のねずみがテラスにいた。義理堅い猫であるllllll(-_-;)llllll

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ミケにビビるオリビア

オリビアさん、お気持ちだけありがたく受け取りますので、これからも遠慮なくおこしください。

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流れ星、北極
2014年05月14日 (水) | 編集 |
豹(ひょう)がFIPだろうと診断された日、一時預かりの仔猫が一緒に家にやってきた。

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白熊の子に似ているので、「Oso Polar (オソ・ポラール:スペイン語で北極グマ)からとって
”ポラール”にしよう!」と私が言うと、副支局長(旦那)が不服そうな顔で、「日本語で何ていうの?
」と聞く。いや~ぁな予感はしたが「ホッキョク…」と答えると「それがいい!!!」と言う。

ホッキョク~ゥ? 何だか今時のお相撲さんの四股名かブルーとレインみたいだなぁとは思ったが、
まぁいいかとそれに決めた。

北極、ミルクを飲まない…。保護センターのRさんもそういっていた。

5mlを1滴1滴飲ませると、もう結構ですと哺乳瓶を押し返す。小さいけれど、目は開き、へその緒も
ないので2週間後半くらいだと思い、もう数滴飲ませていたのだがそれも苦しそうだ。

体重も毎日220g前後1グラムで全然増えない。最初3時間おきだったのを2時間おき、5mlにしても同じだった。

北極はおそらく、ミルクを飲まない、または弱いということで母猫に捨てられたんじゃないかなぁと思った。

獣医さんに連れて行ってもどこも悪くないと言う。なんだか仔猫も私も見捨てられたような気がして
とっても悲しかった。

北極はうちに来て8日目の午後、流れ星のように一瞬にして消えてしまった。

写真ももう少し大きくなったらと思っていたので、ほとんど同じのこの2枚しかない。

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1週間も経たないうちに豹に続いて北極まで神様のところへ行ってしまうなんて、私の無能さを
さらけ出すようなものなので、北極のことは書かずにおこうかと思ったが、それでは北極がかわいそうだ。

せめてこの世に存在していたことを知ってもらえたらと記事にした。 

先に逝った私の猫たちと天国で遊んでいてほしい。

さよなら豹(ひょう)ちん…・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
2014年05月11日 (日) | 編集 |

豹が7日(水)、天使になってしまった。

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豹は昨年一時預かりでやってきたのだが、里親さんが見つからずうちの子になった黒猫だ。

20140510-2.jpg   20140510-3.jpg


4月28日から元気がなく熱をはかると40.5℃もある。今年はカネラ、武蔵、シモンが
熱を出すなど何回か風邪を引いたためてっきり豹もだと思い、風邪薬を飲ませ2日後には熱は
下がったのだが、元気はなく立ち上がってもヨロヨロと歩いたり、バッタリ倒れてしまう。

28日から、ちょうど旦那が3日間、両親の家に行ってしまっていて、車でないと行くのがとっても
大変な保護センターへは行けない。行けなくはないが、1時間~1時間半、バスを乗り継ぎ、30分山道を
歩かなければならなく、雨の中キャリーバッグを持って歩くのは豹にもかなりの負担になる。
かわいそうだが、帰りを1日待ってから保護センターに行くことにした。

20140510-1.jpg

J先生が、血液検査や触診などをした後、ウイルス性の「何か」だろうと、まだ何か言いたげな顔で言う。
そこでちょっとFIPという病名が頭をよぎったのだが、単なる風邪でもこういう症状やデータが出るか
聞いてみるとありえると言う。

そこへR先生が通りかかり「J、(豹への診断は)どんな感じ?」と聞くと、
J先生「1つ疑っているものがある」と言う。私が「FIP?」と聞くと、言いにくそうな顔で
「Sí(Yes)」と言う。

ガックリである…。よくFIV(猫エイズ)や猫白血病が恐れられているが、正直私にはこのFIP(伝染性腹膜炎)
のほうが怖い。ほとんどの猫がもともと持っているウイルスが突然変異で起こす病気なので、あらかじめ
予知することはできない。発症してしまうと治療でコントロールできず、ほとんど助からない。
仔猫においては発症後の生命は風前の灯だ。

以前は知識不足から「そんなことはない!薬や食餌などで何とかコントロールする!」と半ば意地に
なっていろいろやってみたが、やはりみんなが言うとおりだった。

とりあえず自分で食べられる、または介助すれば食べられる間はできることをすることにしたのだが、
今回はその期間が本当に短かった。診察後、4日間は自分で食べていたのだが、4日目の夜には口の中に
ウェットフードを入れないと食べられないようになり、5日目の朝にはそれさえも拒否。かろうじてハムは
食べるのだが、腎臓が悪くなるFIPに塩分の多いハムがいいわけがない。

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この数日、サロンのキャットタワーの一番下の箱の中で横たわっていた豹だが、仔猫たちのミルクで目を
離している間に、サロンを横切り廊下を通り、キッチンの端にある猫砂まで、もう立つことのできない
後ろ足を引きずり行ったらしい。猫砂の箱の前におしっことウ○チの池があり(もう箱の中には入れなかった
ため)、そこからまたキャットタワーに戻ったため、その跡がありどのようにトイレに行き、戻ったのかが
見ていなくても簡単に想像はつく。

この数回、犬の殺処分について、助けてください!と皆さんに呼びかけていたので矛盾すると
批判されてしまうとは思うが、こんな豹の状態を見て安楽死をお願いすることに決めた。

お別れするのは本当に辛いが、もう回復するどころか悪くなる一方だ。私たちが生きていてほしいと無理に
食べ物を入れたり、注射をしても豹の苦しみが長引くだけである。

20140510-4.jpg

細い体なのに食いしん坊だった豹は、最後にまたハムを食べ旅立った。

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いつもお別れをするときに思うのは、もっとかわいがってあげればよかったとの後悔だ。
せめてウェットフードをいつもみんなより多めにあげていたことを知っててくれたらなぁ~と思う。

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