スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
フィオナ病気百貨店
2014年09月24日 (水) | 編集 |

冷夏が過ぎ、9月に入り湿気の多い残暑を3週間過ごしていたのだが、秋分の日を
迎えた途端フリースの上着を羽織るほど寒くなってしまった。温暖化といわれつつも
暦や自然の正確さには驚かされる。

ミルーとピクシーも暑い中の散歩よりも少し涼しいほうが生き生きしている。
もっとも、彼らも自然を楽しみ・・・りんごやクルミを食べられるのが散歩の目的と
なっているのかもしれない。

  20140924-2.jpg   20140924-1.jpg  

  20140924-3.jpg

一時預かりも新入り仔猫、マルちゃんがやってきた。これまた2日ほど元気にミルクを
飲んでいたのだが、この数日ミルクもピューレ状にしたパテも嫌がる。幸い、元気で丸々
しているのだが、なんとか乗り切れるよう試行錯誤中。

20140924-4.jpg

さて、この冷夏を丸刈りで乗り切った猫がいる。

20140924-5.jpg アタイは誰でしょう?

長い間、口内炎に悩まされ犬歯以外全抜歯したフィオナだ。

20140924-6.jpg ども、フィオナです!

何で口内炎で丸刈りなのかと不思議に思われる方も多いと思う。

20140924-7.jpg

実は抜歯をすればかなりの確率で治るはずの口内炎は治らなかったのだ (x_x;)

20140924-8.jpg セーター、似合わん・・・

20140924-9.jpg シッポはライオンカット

仕方なくステロイドなどの数種類の薬で口内炎をコントロールしていたのだが、
今年夏前くらいから毛が抜け、彼女自身も毛を口でむしり取るようになった。
菌によるものだろうとローションを塗ることになったのだが、範囲が大きいので
思い切って頭を残し丸刈りにした。

20140924-10.jpg

が、1ヶ月たっても良くならない上、毛も生えてこない。生えてきても所々で
まるでナスカの地上絵のようになってしまった…。しかも、身体を撫でると手に黒い脂が
ぺっとりとくっつく。

これは仔猫の菌とは何かちがうと獣医さんと調べてみるとどうやら脂漏症という病気の
症状とかなり一致する。

原因も真菌はもちろん、内臓障害、ホルモン異常、いろいろだ。そしてその中には
ステイロド投与もある。

おそらく口内炎治療のためのステロイドや他の薬の影響だろうということになったのだが、
獣医さん何を思ったのか、糖尿病の疑いもあるから尿検査もしてみてと試験紙をくれた。

猫の尿検査?! いったいどうやるの? いったん猫砂にした尿は使えないという。

またしてもインターネットさまに頼るしかない。お玉や蓮華にラップをしてトイレに行った
ところすかさずお尻の下でキャッチというものやスポンジでゲットとある。
日本人のアイデアはほんとうに素晴らしいと感動する。

とりあえず手ごろなもので、キッチンペーパーを折りフィオナのお尻の下へ差し込むと、
おぉぉぉ~!見事にサンプルゲット!!!

だが喜んでいる場合ではない、大事なのは尿に糖が出ているかどうかだ。

恐る恐る試験紙を浸すと…うぅぅぅ~シクシク…。

20140924-11.jpg

グルコースの色が緑に変化。糖が出ていることを意味する。

獣医さんに電話をすると「落ち着け!ステロイドの薬をやめて一週間後にもう一回試おしてみろ」という。

ステロイドを抜き、薬を非ステロイド系消炎剤に変え、再度挑戦。
すると前回緑だったものが、濃い黄色くらいまでになった。

20140924-12.jpg

念のため尿のサンプルをもって獣医さんで試すと、糖は少し出ているものの減っているので、
糖尿病の可能性は下がった(また再度検査予定)。

そして身体に塗っていた薬も効かないため、これまたインターネットさまにお伺いをたて、
駄目もとで緑茶でマッサージ(なんだかローストチキンにレモンやオリーブオイルを塗りこむ気分)。
すると1日で黒い脂のようなものがなくなりベトベトしていた毛もサラサラになり、
なかなか生えてこなかったけも伸びてきた。

一時は刈っていなかった頭までハゲになってきていたのだが、生えてきた。

20140924-13.jpg

口内炎の薬のせいでまるでもつれた糸のように糖尿病、脂漏症という副作用が
出てしまった。

20140924-14.jpg

口内炎に効いているからと、身体に良くないとわかっていながらも、ついつい使い続けて
しまったステロイド。いろいろな薬を試してまるで動物実験のようでかわいそうでならない。
フィオナには本当に申し訳ないことをしてしまった…(>_<;)

20140924-15.jpg
怒りんぼでも何でもいいので、以前の元気なフィオナに戻って欲しい

今心配なのはステロイドなしで口内炎をどこまでコントロールできるかだ。フィオナのいばらの道はまだ続く…。


スポンサーサイト
一時預かり悲喜こもごも
2014年09月15日 (月) | 編集 |
週末は忍者、キラ、翼、昴の4匹の仔猫が卒業した。

20140914-1.jpg20140914-2.jpg
20140914-3.jpg20140914-4.jpg

いつもなら3ヶ月のワクチンが打てる時期に里子に行くので、今回は忍者だけかと
思っていたのに、まだ2ヶ月の昴まで行ってしまった。

里親さんが見つかるのはとってもうれしいが、まだまだ赤ちゃんのような翼と昴まで
いなくなると寂しいし、よくワクチン注射の直前になって病気をするのでその点もちょっと心配だ。

20140914-5.jpg
アディオス、忍者くん・・・

20140914-6.jpg
次はあたい?

20140914-7.jpg
・・・

特に昴。この里親さん宅の男の子、一瞬も黙ることなく大声でしゃべり続けていて
かなりうるさい…。
一人で診察室やスタッフルームに入って行っているのに親は全然注意しないどころか
気にもしてないようだ。
仔猫は具合が悪くなるとご飯を食べなくなったり、元気がなかったりするのだが、そういう
サインに気づいてくれるのかなぁと不安になる。

うちのお姉ちゃん猫たち。ちびっ子の世話をしてくれてありがとね。
20140914-10.jpg
昴と姫。よく似ているのでまるで親子のようだ

20140914-9.jpg
ショコラと忍者。2匹で流し台の下に扉を開けてもぐりこむ。いたずらも一緒。ショコラは永遠の少女心を忘れない・・・

心配は尽きないが、里子に行ってしまった以上、もう口出しは出来ないので子猫たちの
幸せを願うことしか出来ない。

20140914-8.jpg

この4匹は熱など大きな病気もせずに里子に行けたが、クルミとサリは残念ながら
「神様の里子」となってしまった。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。 

20140914-11.jpg 20140914-12.jpg
新入り仔猫の面倒をみるのはいつもショコラが一番最初。

20140914-13.jpg
どんどん具合が悪くなってしまったサリ。唯一の写真となってしまった。

やはり自分でご飯を食べることが出来ず、シリンジで食べさせていたのだが、「昨日より
たくさん食べたから今日は体重増えたよね」と張り切って量りに乗せても前日より減っている…。

食べた後はお腹は大きくなるものの、張りはなくぶよぶよしている。
寒くないようにお湯の入ったボトルも置いている。

私たちの世話の仕方が悪いのか、やっぱり弱い子は弱いから仕方がないとあきらめる
しかないのか?(獣医さん、詳しいベテランさん、もしアドバイスがあったら教えてください。
よろしくお願いします m(_ _)m )

さて、近所のペットホテルの閉鎖によりそこの動物たちを受け入れた保護センターは
今だに混乱が続く。
先週はセンターの一般公開、診察を一日お休みし、受け入れた動物たちの健康診断、
1匹1匹報告書を作成した。

前回、私たちも少しお手伝いをしていると、ちょっとお話したが、何のことはない、いつも
どおり一時預かりだ。
ただ、裁判所命令で一時預かりでさえセンターから出ることが禁止されていたので
コメントは控えたのだが、我が家で受け入れた4匹の仔犬たちは県議会の許可が出ている
とのことなので紹介をしようと思う。

最初の1匹は動物たちの移転作業当日の夜にやってきた、「お中元のハム」のようなケンケン。
名前はもちろん「チキチキマシーン猛レース」(こんなCM放送してました)のケンケンからいただいた。

20140914-14.jpg
いつもこのスタイルで寝ている

まだ歯もないのにミルクは飲まずパテどころかドライフードまでもりもり食べる。
何やらウーウー、ヒーヒー独り言を言いながら這いずっているが元気な仔だ。
トイレも寝床から離れたところでしてくれ、とってもお行儀がよい。

翌日になりやってきたのは母犬と7匹の兄弟犬とともに保護センターに来たが、母犬に
育児放棄されたというこの2匹。茶白がオスのロメオ、白いのはメスのフリエタ
(スペインでは”ジュリエット”はJulieta)。

20140914-15.jpg

2匹ともガリガリに痩せていてタラ~ンと力がなく、立ち上がることも、自力で食べることも
出来ない。

20140914-20.jpg ロメオ

20140914-16.jpg フリエタ

フリエタはシリンジで食べさせると、お腹がいっぱいになるまで嫌がらずもぐもぐと口を
動かしてくれるが、ロメオは口からダラ~ッと落ちてしまう。とにかく食べさせなくては
もっと弱ってしまうので何度も何度も口に入れなおすしかない。

20140914-17.jpg 20140914-18.jpg
左はうちに来て2日目。右は4日目。

その翌日にはもう一匹ロメオとフリエタの姉妹がやってきた。
今回はシェークスピアシリーズで名前はオフェリア(オフィーリア)にした。

20140914-22.jpg
オフェリア。ロメオとよく似ているがロメオのほうが毛が長い。

オフェリアも母犬から育児拒否されてしまったらしいが、ロメオとフリエタに比べれれば
かなり大きく元気もある。
退屈すると部屋から太い声でオォォォ~と吠えて私たちを呼ぶ(夜中も目が覚めると・・・( ̄∇ ̄;))。

まだワクチンを打っていないので外に出すのは病気になりそうで怖いのだが、ミルーと
ピクシーのトイレ散歩で一緒に連れ出すと、だいぶおとなしくなった。

だが、そんなオフェリアも健康状態万全ではない。走りまわっているものの、前右足
と後左足が腫れまるで象の足のようだ(指もパンパンに腫れている)。
元気そうに見えるからといっても幸せいっぱいの仔犬ではない。

20140914-23.jpg 20140914-24.jpg
腫れているの、わかりますか?

この3兄弟は、“サブエソ(Sabueso)”というバセット・ハウンドをかなり大型にした
スペインの犬種で、狩猟犬として使われる。
逮捕されたペットホテル兼”動物愛護団体”の経営者は狩猟をするらしく、“保護”
していたのではなく、この経営者の犬で仔犬たちは売るために繁殖していたという。

自分の犬、しかも売るつもりだった犬をこんなにやせ細る、または病気があっても
放っておくとはどういう神経だ・・・?

フリエタ。一時は自分で食べ、太り始め、ロメオより大丈夫なのでは?と思われたのだが、
また元気がなくなり、昨日、眠るように静かに亡くなった。
その4時間前にはたくさんご飯を食べていたのに…。
どうしてあんなに痩せ細っていたのに人工ミルクを飲ませなかったのかと元飼い主が憎くなる。

20140914-19.jpg
マミー、かわいく撮ってくれましたか?

ロメオは最初は何も自分では食べなかったが、ドライフードを寝そべったまま食べ始め、
今日になりちゃんと座って口をお皿にもっていくようになった。少し希望が出てきた。

20140914-21.jpg

さぁ、明日は私の運転する車で獣医さんだ、ワッハッハ!!!
(=TェT=) ←ブルーになる犬たち…

        20140914-25.jpg
        短い命だった子達。少しの間だけでも楽しい思いをしてくれていたらと願います(涙)



日産Qashqai フル稼働 !!! 
2014年09月10日 (水) | 編集 |

日産カシュカイがやって来てから一週間。保護センターへ向かうため、3回運転
してみたが、正直、長距離トラックが多い高速やカーブの多い山道を運転するの
まだまだ怖い(>_<;)(特に高速に乗るときや他の道と合流するとき)。
ただ、運転再開の第一の目的である保護センターと、その途中にあるハイパーマーケットに
行けるようになったのは、6年も経って今更ではあるが、ここで生活するうえでの
大きな前進である。

私はいろいろな車を乗り比べたことがあるわけではないので比べようがあまりないが、
とにかくカシュカイは運転しやすい。
CMで見ていた時はかっこいいけど、私には大きい車という印象だったのだが、実際
乗ってみると大きすぎず小さすぎずとても快適だ。旦那も大満足で(もっとも私が大きな
支出で買うべきかどうか悩んでいた時にも、既に買うつもりで大はしゃぎだったが(-_-;*)…)
「次に買うときもこの車!!!」と言っているくらいだ。AT車もとっても気に入ったようだ。

運転できるようになったのを待ってたかのように、このところ土日も含め毎日、時には
日に二往復、保護センター関係での出動が続いている。

先週月曜夕方、一時預かりの仔猫2匹を迎えに行くとスタッフさんが「明日は総動員で
大仕事が待っているのよ」と言う。

20140909-1.jpg
クルミ

20140909-2.jpg
Zari (サリ) この子の健康状態は顔つきからしてちょっと怪しげだ・・・

保護センターのすぐ近くに、以前シモン、カネラ、ショコラも利用したことのあるペットホテル
があるのだが、そこのオーナーが銃の不法所持および動物虐待で逮捕され施設閉鎖に
なるため、そこの動物たち全部を保護センターで収容しなくてはならないという。

20140909-3.jpg
そんな危ないところにボクたちを預けたんですかっ!?虐待されてたらど~するんですかっ!

私も最近まで知らなかったのだが、このホテル、ペットのホテル業だけではなく野良犬、
野良猫の“保護”活動もしていたらしい。
しかもその名前が私たちの行く保護センターと類似している。どうりでよく保護センターの
受付で「うちの犬がここで保護されてると聞いたので迎えに来たのに何でいないんだ!?」
「うちではその犬は保護してない」ともめている光景が見られたが、おそらく名前も似ていて
場所も近くなため、みんな混乱していたのだろう。

何度かこのホテルに預けた犬が逃げてしまったという話を聞いたことがあったが、今年の
7月やはりフランスに住む女性が預けたチワワがやはり逃げてしまいとうとう訴えられた。
“逃げた”とは言っているが、スタッフが蹴り殺したという噂もあった。

20140909-4.jpg 20140909-5.jpg
ペットホテル。 海を一望できるという最高の立地なのだが、残念だ・・・

おそらく、その捜査の結果、銃の不法所持が見つかり、動物虐待は具体的に何をしたのかは
わからないが何か証拠が出たのだろう。

スタッフさんが動物たちを迎えに行くと、手錠をかけられた経営者もいたという。

結局、収容した犬は70匹余り、猫6匹、馬12頭、鳩1羽。“ホテル”からやってきた動物の
多くは宿泊客より”保護”されていた動物がはるかに多い。

猫はともかく、突然一度に70匹の犬を収容するのは敷地の広い保護センターでも容易ではない。
しかも、この動物たちは押収した“証拠品”なので里子に行くことも、一時預かりも、どんなに
健康状態が悪くても安楽死をさせることも出来ないという裁判所命令が出ている。

驚いたことに"宿泊客"として滞在していた動物たちも裁判所からの許可がでるまで家に
帰ることができず保護センターに収容されている。

そのパンク状態打開の対策として、もともと保護センターに住んでいた犬たちの里親さん、
一時預かり家庭の募集をメディアやFacebookを通して訴えたところ、多くの人たちが訪れ、
いつもより多く里子に出たり、一時預かり家庭も3件、餌の寄付や新たに会員になる人も現れた。

こうした一般の人たちの善意に反し、周辺の動物愛護協会からは援助があるどころか
冷ややかな目、冷笑している空気を感じる。

ある団体は、ペットホテルの動物たちを受け入れるために元の”住犬”を他の檻に移動させた
ため空になった檻の写真をとり、「ここにいた犬たちはどうしたんだ? (暗に殺したと言っている)」
とか「こんなにたくさんの犬を受け入れて衛生や健康を保てるのか?(これまた暗に動物虐待
だと言っている)」とFacebookで中傷し、その記事を愛護団体の間でシェアしている。

20140909-6.jpg 20140909-7.jpg

20140909-8.jpg

驚いたことに、私たちに仔猫5兄弟の世話を頼んできた愛護協会Mまでそれをシェアしている。
ご丁寧ににこの記事を流布するように注意書きまでついている。

おいおい、あんたたちの契約する獣医さんが救急の電話もメッセージも無視したとき診てくれたのは
保護センターの獣医さんだし、あんたたちが「夏休みに入ったから里親探しは難しい」と
放り出した仔猫たちの里親さんを5日間で見つけてくれたのは保護センターのスタッフだぞ。
恩知らずにもほどがある…。

動物好きに悪人はいないというが、それはどうも疑わしい。

20140909-9.jpg  20140909-10.jpg
ブログの内容とは全然関係ないのだが、サン・セバスティアンのホテル・ロンドレス前にあるこの像を見るたびに
「これは動物虐待をしている子供の像か?」と首を傾げたくなる・・・


私たちもある”お手伝い”をしているのだが、裁判所命令のため詳しく書くことが出来ないため、
これは解除されたときにお話しようと思う。

イベリア半島縦断、激走1000Km×2
2014年09月02日 (火) | 編集 |
9月になってしまいましたね~。
子供の頃の夏休み後の憂鬱さを思い出す…。

スペインは他の欧米諸国同様新学期どころか新学年の始まりなので希望と不安とこの憂鬱が
入り混じる複雑な気分の時期だ。これは大人も同じで“Síndrome pos-vacaciones
(休暇後シンドローム)”と呼ばれ心療内科に通う人も多いらしい。

うちの旦那も昨年末の職場のストの影響で、業務見直しのためか自宅待機+昨年度の
休暇消化などで5月中頃から3ヵ月半職場から遠ざかっていたのだが、9月1日からめでたく(?)
業務再開した。
が、さすがに8月31日には、日曜夕方になるとブルーな気分になる「サザエさんシンドローム」
ではないが「お腹痛い。仕事行きたくないよぉ~」と駄々をこねていた
(x_x) ☆\(-_-)オマエハ、コドモカ?! パシッ!!!

「職場の父」と慕っていた上司が早期定年退職となり、新しい上司(…というか他の部署の
上司に乗っ取られたのだが)に変わったのだが前々から旦那とはそりが合わないので気持ちは
よくわかる。新しい上司も、前の上司の右腕のようだった旦那のことは気に入らないようなのだが、
旦那がいなくてはメイン商品がスムースに製造できないので微妙な取扱いをされているらしい。

以前は自分のやらなければならない仕事をちゃんと管理していれば、比較的私用で外出する
ことにも寛大だったのだが、これからは私用電話、私用での外出が厳しくなった。

私も腐っても日本人なので新しいシステムのほうが正しいとは思うのだが、以前のゆる~い
雰囲気に慣れてしまったので、これからは一時預かりの仔猫たちが病気になったり、保護された
仔猫をお迎えに来てと保護センターから連絡が来ても旦那を職場から引きずり出すことは
出来なくなってしまい途方にくれる。

20140902-1.jpg
「僕たちが病気になったらど~すんですか?パタッとね、こんな風に…」

仔猫たちは「今日は様子を見て明日獣医さんに連れて行こう」などと呑気なことは言って
いられない。一刻を争うことがほとんどだ。

20140902-2.jpg
ぬっ! 「アタイが病気になったらど~すんですかっ!?」

保護センターには車でないと、バスを乗り継ぎ+徒歩1時間半以上かかるので病気の
仔猫には負担になるし、家ではミルーとピクシーが窓からダチ犬を見るたびワンワン、
ガウガウ吠えてるかと思うと気が気ではない。

私が言うのは変だが、我が家の車はPeugeot(プジョー)407で見た目はとってもカッコイイ。

20140902-3.jpg

が、運動神経が鈍く、足の短い中年のペーパードライバーのおばさんには使いこなせない(>_<;) 
座席を一番前にしてもクラッチを踏み込むと身体が左側に取られてしまうし、バスタブに入って
いるようで視界が悪すぎる。旦那が家にいる間、何度か練習してみたが、ガレージのうちの
スペースの横には柱があったり、方向変換をするには狭すぎて、恥ずかしいことにガレージから
出すことさえ出来なかった。

次に考えたのは私専用、日産Micra(ミクラ:日本のマーチ)を買うという案だったが、毎日乗る
わけではない2台目の車を維持するのは諸費用ばかりかかり無駄である。
だからといって旦那と兼用でMicraを一台では旦那がちょっとかわいそうだ。

そしてたどり着いた結論はプジョーを手放し、中古のオートマ車に買い換えるというものだ。

結婚式でもお世話になったこの車を手放すのは私も辛い。まるで仔猫を里子にやる…
というより飼い主の都合でペットを捨てるようで車にも申し訳ない ( p_q) シクシク…

20140902-4.jpg

が、乱暴なドライバーが多いスペインで、私自身も周りに迷惑をかけず、安全に移動するのが
第一なので背に腹は変えられない。

そこで選んだのは日産Qashqai(カシュカイ:日本のデュアリス。日本では既に生産終了
しているが、ここではまだ根強い人気)。Micraを見に日産の代理店に行ったときに試乗
してみて旦那も私も虜になった。トヨタに行ってPriusも試したがまるで新幹線のように
大きく感じ、風呂桶どころかこれでは棺桶になってしまう!と却下。

日産の代理店なら旦那の職場の近所なので点検・修理にも便利だし家からも歩いて行けるので
便利だと一時は喜んだのだが、残念なことにその代理店の中古QashqaiにはAT車がなかった。
しかも私たちの予算ではマニュアル車しか買えない(AT車は2000€くらい高くなるらしい)。

インターネットで、走行距離が少なく、AT車、予算、販売者が代理店、で検索してみると、
3件ほど見つかったのだが、旦那に2件は色が気に入らない(赤と茶色)と却下、残った1件は
セビージャ(セビリア)の日産正規代理店(よりによって一番遠い)だったためこれが決め手となった。

私は仔猫たちがいるので突然の外泊はできない。かくして旦那一人で最北のバスクから
ほぼ最南端、灼熱のアンダルシア(42℃!!!)まで1000Kmを3日間で激走することになった。

20140902-5.jpg
地図では916Kmとなっているが寄り道で1000Kmくらい

途中、旦那の両親宅で2泊行き帰りで寄り道をすると、ちょうど我が家の近所に住む義弟一家も滞在していた。

義弟の奥さんはPeugeotを売却することを知ると、Peugeotを買うよう義弟を説得してくれ、
翌日旦那と義弟で代理店に向かうことになった。下取り額分5,000€を義弟が払い万事解決。
涙でお別れしたはずのPeugeotはうちの近所で再びお目にかかれることになった。

義弟一家も私たちもみんなハッピーでうれしい。(実は代理店の担当者のお友達がうちの
Peugeotを欲しかったらしい。旦那曰く「担当者はとってもいい人だった」と言ってたので
横取りしてゴメンなさい)

20140902-6.jpg
Qashqai、バスクへ到着!

収入が激減している年に先日の給湯ボイラーの故障といい、この車といい、「出費は続くよ
どこまでも」だし、10年以上も運転していないペーパードライバー、かつスペインで運転など
したことなどないので不安はあるが、いつまでも旦那におんぶに抱っことはいかないので、
私も少し頑張ってみようと思う。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。